Kymeta Corporationは23日、消費者向けコネクテッドカー産業向けの20センチmTenna衛星ターミナルがIntelsat S.A.の衛星コンステレーションと成功裏に接続したと発表した。
今回のテストは、消費者ビークル向けのKymetaのmTenna技術がIntelsatのEpic衛星ネットワークと順調に接続できることを示した。同時にKymetaのmTenna技術はデータの受送信を単一開口でインターネットに接続、YouTubeの動画にアクセスし、Skype通話を行えることを実証した。
現在、ハイスループット衛星(HTS)を利用する唯一の方法は可動部品を使用した大きくて伝統的な衛星アンテナを使うことである。Kymetaの衛星ソリューションはジンバルを使ったアンテナが不要であり、テラバイト規模の容量を自動車に提供するため、地上波のカバー範囲外の地域でもブロードバンドと同等レベルのコネクティビティーを確保できるという。
Intelsatは自動車産業向けの衛星コネクティビティー実現に関してKymetaとパートナー契約を結んでいる。
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